しわ・たるみの原因を詳しく理解しよう

加齢により、しわやたるみが出来てしまうのは既に理解されたと思いますが、それ以外の原因について詳しくご説明していきたいと思います。

紫外線

紫外線=シミとイメージしている人が少なくないと思うのですが、実は紫外線は光老化を起こす事でしわやたるみの原因になるのです。
お肌の中でも顔は他の部位より露出している時間が長いので、その分紫外線からのダメージを受けているのです。
この紫外線が真皮層まで浸透してしまうと、コラーゲン等の繊維成分を壊し、構造そのものにダメージを与えるのです。
お肌は加齢が進むと新たに線維を生産する力が落ちてくるので、ダメージを受けた線維が蓄積され、それがしわやたるみになってしまいます。
また、紫外線の中のUVAはガラスを通り抜ける性質もあるので、曇りの日でも自宅にいても紫外線からのダメージを受けない様にする事が大事なのです。

乾燥・水分不足

続いて、しわ・たるみには乾燥や水分不足も大きく影響しています。
真皮層の上にある表皮は厚みが0.02mm、約30%が水分で構築されています。
この表皮は言わば保湿を行っている大事な部分となり、お肌が滑らかになったり潤いを保つ場所で、角質層から水分が蒸発するのを防ぐ役割を果たしています。
けれど、加齢やストレス等が原因となり天然保湿成分を衰えさせ段々とお肌が乾燥しやすくなってくるのです。
乾燥してしまうと角質層の表面が壊れやすくなり隙間が出来てしまいます。
この隙間のせいでそこから水分が蒸発し更に表皮は乾燥が悪化し、お肌が薄くなり潤いもなくなり亀裂が入りそれがしわを作りだしています。
お肌を保湿する為には蒸発する水分をスキンケアしてあげる事が必須となります。
間違ったスキンケア方法をしたりお肌に合わない製品を使用すれば逆効果になるので、製品選びは刺激が少なく効果が期待出来そうなものを選ぶ事がポイントとなりますよ。